ディンプルキーでもピッキングされる現実

かつて日本中でピッキング被害が相次いだという経緯から、ディンプルキーというピッキング被害に遭いにくい鍵が開発されました。しかも、今日ではピッキングすることは不可能とまでいわれているディンプルキーですが、そうしたディンプルキーの中にも低中高といったレベルがあるようですね。従って、我が家はディンプルキーだから安全と過信していると、ピッキング被害に遭ってしまうかもしれませんね。

そこで、ディンプルキー自体のピッキングのレベルについてネットで調べてみたのですが、やはり同じディンプルキーの中でも星マークが5つのものと3つしかないものとがありますね。ちなみに、鍵メーカーごとに防犯性能を比較しているサイトがあるのですが、例えばアルファー社のFBロックというディンプルキーの場合5つ星になっているのですが、WEST社のリブレイス917というディンプルキーは、星マークが3つしかありません。マルティロック社の新型Jというディンプルキーも星マークが3つしかありません。このように星マークでピッキングに対する防犯性能をすぐに分かるようにしているサイトで調べてみると、やはり星マークが5つよりも3つしかない鍵の方がピッキングされやすいということがいえます。ただし、従来からのディスクシリンダータイプやピンシリンダータイプの鍵と比べると、当然ですが例え星マークが3つしかないディンプルキーでもピッキング性能は高いといえるでしょうね。そうしたことからも、従来の鍵に比べると防犯性能が高いながらも、油断はできないということがいえるのかもしれませんね。

また、近頃の空き巣の侵入方法には、ピッキングだけでなくカム送りやサムターン回しという裏ワザを使う場合もあるようですね。確かに、鍵自体が不正に解錠できないのであれば、ドアを壊したり上述したような裏ワザを使うしかないのかもしれませんね。何せ空き巣は、泥棒稼業が仕事ですからね。