シリンダーの不具合は鍵の年齢と考えよう

毎日、家を出入りする際に玄関ドアの鍵穴に鍵を差し込んでいるので、鍵の立場にたってみると鍵もかなり酷使されているでしょうね。従って、鍵穴内にあるシリンダー自体も次第に傷が付いたり、動きな悪くなってしまうでしょうね。いうなれば、シリンダーの不具合は鍵の年齢と考えられるかもしれませんね。人間も年をとってくると、体のあちこちにガタが生じてきますが、鍵も同様に長年使っているとガタも発生してくるでしょうね。

とくに最近の鍵の中には、ディンプルキーという従来の鍵に比べると相当複雑なシリンダー構造になっている鍵があります。そんな鍵にもなると、シリンダー内にわずかなチリやホコリが入るだけでも、影響してしまう恐れがあるでしょうね。そうしたことからも、鍵穴の手入れもたまにするべきでしょうね。あるいは鍵穴に差し込む鍵自体にも、チリやホコリが付着していないかどうかをチェックするべきでしょうね。とくに、洋服のポケットやズボンのポケットに鍵を入れているという場合には、洋服の細かい繊維が鍵自体にも付着しやすくなります。そういう意味では、日頃からそうした面もチェックしていないといけないでしょうね。例えば、鍵穴に差し込む前に指で鍵の溝や穴を擦って、細かいチリやホコリを除去することもいい案といえるでしょうね。

ちなみに、鍵穴専用の潤滑剤というのも市販されています。そうした潤滑剤を定期的に鍵穴に注入するというのもいい案かもしれませんね。そうすることで、鍵穴内にある細かい金属部品同士が摩耗するリスクが減少することになります。また、裏ワザとして鍵に鉛筆の芯を塗りこむという方法もあるようです。この鉛筆の芯には、黒鉛が使われているのですが、黒鉛という成分は鍵穴専用の潤滑材にも使われている成分なのだそうです。従って、鍵が回しずらくなったという場合には、鉛筆の芯を鍵に塗りこむという方法は、まんざらデタラメでもなさそうですね。